オーダーシャツを注文する時は、用途や着る時期に合わせて生地を選ぶと使い勝手が良いです。イギリスではポプリンと呼ばれるブロードクロスは、シャツの代表的な生地でビジネスシーンに適しています。オーダーシャツでは好きな色にできますが、ブロードクロスは白が基本です。糸が細くなればなるほど手触りが柔らかくなり、布面には細かい横畝があります。

シルケット加工すればシルクのような光沢や質感になります。平織りで、綿100%かポリエステルと綿の混紡が多いです。ハンカチや夏の暑い時期のシャツの生地には、綿ローンが使われます。ローンとは綿番手を使って少し粗めに織った薄手の平織り綿布のことで、さらっとした手触りで上品な雰囲気があります。

元々フランスの薄手のリネン織物のことだったので、薄く透け感があるのが特徴です。リネンは夏用で冷涼感があります。亜麻糸で織った光沢のある薄手ですが、綿やシルクと比べて吸水性と発散性に優れています。水分や汗を素早く吸収するので、汗をかきやすい人も爽やかな着心地です。

ビンテージを意識したオーダーシャツには、スラブがおすすめ」です。しっかりと撚りのかかった細い部分と、撚りが甘い太い部分が交互になった糸をスラブ糸といいます。全体の太さが均一ではないので、糸の節がランダムになり、表情が豊かです。アメリカントラディショナルが好きならば、通気性が良くボタンダウンシャツで代表的なオックスフォードが似合います。